「Unfortunately Papa is dead 5 minutes ago..........」
このメールが入ってきたのは、私が仕事を終えた3時半過ぎの事でした。
ぱこちゃんのパパが亡くなりました。
発症から、2年間を過ぎた時でした。
最初にパパが感じた足のシビレで、精密検査をして見つかった脳腫瘍。
悪性ではないと言う事で、その時は安心していましたが、その腫瘍を取り除けども、すでに新しい芽が次々に・・・・・。
ちょうど私がイタリアに行った一年前からスタートした抗癌剤治療でした。
その時も、治療の副作用などの負担を聞いて泣き崩れるママをよそに、冷静で凛として、マンマを心配させまいとジョークを言っていたパパでした。
医者という立場で働いてきたパパを、患者という立場で病室にいるのを見るのは辛いと言っていたパコちゃん。
パパは、それ以上に辛かった事でしょう。
辛い治療を続け、1ヶ月前レントゲンを撮った脳には、腫瘍がありとあらゆる所に増殖していました。
その頃、パパは歩く事すら出来ず、ぱこちゃんの事すら名前で呼べなくなっていました。
そして、眠る事が多くなり、目を開ける事すら困難な状況でした。
それでも、パコちゃんもしっかりしていました。
取り乱す事もなく、マンマを支えていました。
きっとパパが望む事を理解していたんでしょうね。
そして、今日みんなの見守る中、逝かれました。
帰宅途中に、仏花を買ってパパにお供えしました。
何の悔いもなく・・・・と言うと、難しいでしょうが、穏やかに天国に行けます様に・・・・と。
帰って写真を見ていた私。
こんな一枚を発見しました。
これは、私が初めてイタリアに行ったときの写真。4年前かな~~
プーリアのお家の2階のベランダでみんなで撮った一枚です。
パコちゃんが撮ってくれたので、写っていませんが、右から2番目がパパ。その横がマンマです。
初対面の私にも、こんな風にス~と溶け込める様に、気遣ってくれていました。
いろいろな思い出が詰まった一枚です。宝物にしなければ!!!
身近な人の死に直面して、改めて感じる家族の大切さと、生きるという事に対する尊さです。
人生、一回きりですから、楽しい事をたくさんして、美味しいものをたくさん食べて、今出来る事を楽しんでする事が一番大切だと、パパから教わりました。
どうぞ、安らかに天国に旅立てますように・・・・・・
パパは、これからも私たちの心に中にいます。ありがとうパパ・・・・・・。
thank you my love...
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