2011年4月21日木曜日

カメラマンぱこちゃん!

地下のお部屋で何やら作業するぱこちゃん。

トリエステで撮った、たった24枚の写真のネガを真剣に見ています。

デジカメではなく、フィルムなので出来上がりもサプライズです。

ただ、お店で現像してもらうのかと思いきや、自らネガの汚れを見つけそれを補正していくという細かい作業。

例えばこの1枚。こちらが元の写真。細かいキズや白い点のようなものが見えます。

こちらが補正後の写真。

キズもきれいになくなり、背景の色も微妙に補正してあります。

さすがお見事!!たった1枚の作業に数時間かかるとか・・・・・。


他の作品をササッと数枚!!

何せぱこちゃんがカメラマンなので、モデルは私ばかりですがあしからず・・・・・・・(笑)

微妙に色合いを変えるだけでも、雰囲気が変わるそうです。

カメラに詳しい人が見ると、きっとお分かりかと思いますが。


3枚目ですでに2時間経過・・・・・
これも、しっかりフォーカスされていて、色も鮮明です。かわいそうな手長エビちゃんですが・・・(笑)

実は、このカメラ間違えて持ってきてしまったカメラで、ピント合わせが困難。

「ハイチーズ!! パシャッ」とは行かず、一枚撮るのに時間もかかり、私もパコちゃんも四苦八苦でした。

あまりにも効率的でないので、デジカメの方がいいのに~~なんて思っていましたが、仕上がりにびっくり。

奥深いアンティークカメラの良さが分かりました。


こちらはパパの作品。実は、パパは大の写真好きだったんです。

この作業は、パパの趣味のひとつでした。

ご覧ください!!若いときのマンマもこんなに鮮明です。

こうやって時間を残すことの大切さをパパから学んだぱこちゃん。

写真は色褪せていく・・・・を覆す、今も驚くほどきれいな作品です。

最後に、ぱこちゃんの一枚の写真!!

泣きそうな表情が、今にも伝わってきそうです。30年も経過しているとは全く思えません。

写真って、撮る方も撮られる方も、感情や想いがしっかり宿る大切な作品なんだな~と、改めて感じさせられました。

すっかり眠っていた私ですが、夜中の2時を過ぎやっと数枚仕上がったようです。

続きはまた今度!ぱこちゃんご苦労様です。


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