2013年3月31日日曜日

Abbacchioアバッキオレシピ!!

本日、パスクアという事で、イタリアでは家族みんなが集まってお食事を楽しむ訳です。
今年のパスクアは、私達はゆっくりロンドンで!!
でも、パスクアらしいお料理を・・・・
と言うわけで、ローマ風アバッキオを作ることに。

イタリアでは、パスクアの日にアニエッロ(羊)のグリルを食べる風習があります。
私はローマ風アバッキオが大好き。

しかし、イタリア語のレシピを検索してもなかなか出てこず、最後はいろんなレシピを組み合わせて、なおかつ私の頭の中で味をイメージしながら作ってみる事にしました。

~Abbacchioアバッキオ~
ハーブはローズマリーとセージを使用します。
1.骨付きのアニエッロ(羊)に塩をしっかりして数時間馴染ませておきます。
2.キャセロール鍋ににんにく・たまねぎ・セロリ・にんじんをオリーブオイルで炒め、途中で縛ったハーブを加えます。
3.羊肉はフライパンでしっかり焦げ目がつくまで表面を焼きます。(かなりの煙が出るくらいに)
4.2の鍋の中にお肉を移し、白ワイン・水・バターを少し加えて30分ほど煮込みます。
5.鍋ごとオーブンに入れて、180度で1時間半~2時間。その後200度に上げて、蓋をとってスープをかけながら表面がカリッとするまで焼き上げる。
んな風になれば出来上がり♪♪
あとは、スープを濾して、小麦粉でとろみをつけて完成!
1時間ローストしたじゃがいもを添えて♪♪
私が大好きなローマのレストランと近い味わいになりました!!
塊肉なので、塩を前日からしておくと更に良いかもしれません。
オーブンでゆっくり熱を加える為、お肉はしっとり凝縮された味わいに!
羊の臭みがまったくありません!!
初めて作ったにしては、大成功としましょう。(^^)
なんでもチャレンジしてみるものですね♪♪
※ちなみに、こちらの写真は、私のお気に入りのレストランで頂いた時のもの!!
なんとなく似た感じになったかな!!(^^)
Buona Pasqua a tutti!! 
Auguri!!

2013年3月30日土曜日

イタリア人のパスタ!

休日のランチ♪♪
世界一美味しいトマトソースを作るぱこちゃん。(^^)
何も作れないぱこちゃんだけど、トマトソースは私よりも美味しい!!
これ本当です!
そして、パスタの茹で加減もドンピシャ!!

自らすすんでキッチンに立っております。(^^)
出来上がったパスタはこちら♪♪
少し太めのペンネと合わせて頂きましょう!!

もちろん、たっぷりパルミジャーノを振りかけて!!

シンプルだからこそ力量が試されるこのパスタ。
煮詰めて最大限まで水分を抑えているので、味わいは濃厚です♪♪
ぱこちゃん、ありがとう~~♪♪
Grazie chef per la pasta!!
Sei bravissimo!!!
Mi piaciuto tanto!!

寒さに負けず、お散歩日和♪

今日からロンドンは4連休♪♪
Pasqua(イースター)の前に、本日はお出かけ!

朝から晴天だったのですが、お外に出た頃には雲がかかっていました。
そして、張り切ってお出かけしたにもかかわらず、極寒で手袋&ブーツ装着しました。(^^)
気分はスプリングコートだったのですが♪♪ 
今日は、美術館へ!!
The Shardがひときわ目立っていました。
もうすぐオープンですね♪♪ロンドンの新しいシンボルです。
お天気が良いともっと素敵に見えるんですけどね!
久々にぱこちゃんもカメラを持参!!
ビンテージカメラなのですが、レトロでかわいい。
デジカメにはない素晴らしさがあるのでしょうね。
さて、本日の美術館はこちら。
「TATE美術館」。
うっすらTATEの文字見えたかな??
モダンアートだけあって、ユニークな作品がずらり!!
ユニークと言えば彼も!!
一生懸命作品を書いてました。(^^)
これにはビックリ!
いろんなブースがあって、大人でもついつい覗いてみたくなっちゃいます。(^^)
色遣いも、グレーやベージュ調のものがたくさん。
遠くから見ると、とても立体感と臨場感が感じられた作品でした。
私が一番気に入ったのは、こちらの作品。
ちょっと、BALLYのデザインに似たようなこの色調がまたおしゃれ♪
こんなアートもお部屋の中にあると、雰囲気変わっていいかもしれませんね!
TATE美術館からの眺めがまた素晴らしかったです。
クーポラがあると、どうしてもフィレンツエの雰囲気になりますね♪♪
まさにイタリアを連想する眺めでした。
美術館を後にしてから、ゆっくりお散歩。
この界隈は、あまりお散歩コースではないので新鮮でした!!
ロンドンらしいカラフルなパブも軒並みあって楽しい!!
ふと見つけた怪しい美術館。
「The Clink Prison Museum」。
その名の通り、刑務所の美術館。
なんだか二人とも、怖いもの見たさで入ってみる事にしました。
地下へ続く刑務所・・・・。
実在した刑務所で、1144年から1780年まで収容施設として利用されていたようです。
中に入ると、いろんな部屋や当時の様子が生々しく再現されていました。
ぱこちゃんも興味津々のご様子!!
こちらの手錠も当時のものらしいのですが、本当に重くて片手では持てないくらい。
最後は、私も収容されました・・・・なんちゃって。(^^)
こんなところに閉じ込められたら、気が狂いそうですね。
自由に生活出来るってなんて幸せなんでしょう!!
お外の空気を吸ったら、一気にそんな気分になりました♪♪
ロンドンにこんな歴史があったなんて、びっくりな体験でした。
なかなか興味深い美術館でした。
この後、またお散歩&帰路へ!!
古代と近代が融合するロンドン。
たまたま撮った一枚にも、それが表れていました。
テムズ川沿いは、休日のお散歩にはとても良いです。
夜はライトアップされてもっと綺麗なんですけどね!
寒くて夜まで待てませんでした。(^^)
春になったら、今度は夜お散歩してみようと思います。
ここも美術館!
ぱこちゃんが行きたがっていましたが、また次回に!!
最後は、タワーブリッジを渡って帰りましょう!
ついついオリンピックマークを連想してしまうのは私だけでしょうか。(^^)
橋の上から♪♪
いつ通っても観光客の皆さんが写真を撮ってる姿を見かけます。
そう、自転車は車道、ロンドンの常識ですが、以外にビックリしますよね!
たまに、車よりも早いんじゃないかって方、目にします。(^^)

こんな一日でした!!
さて、明日からパスクア(イースター)を楽しもうと思います。
皆様も素敵な週末&パスクアを♪♪
イタリアの伝統的なパスクア料理をまたお披露目しますね!!
今からシェフぱこちゃん意気込んでます!!(^^)

2013年3月28日木曜日

Foto dell' Africa!!!

こんなところに逃避したいな~~~(^^)

弟のFrancescoが、アフリカから送ってくれた写真で♪♪
撮影のお仕事とは言え、うらやましいな~。

でも、写真を見てるだけでも気分が爽快になります!!
こちらは、とあるイタリア著名人のVilla別荘らしいのですが、こんなところで一日ゆっくり過ごしてみたいものです。
こちらは、ケニアの海!!
イタリアのプーリアを連想させるようなエメラルドグリーン海♪
遥か遠くに見える雲も、気温の高さを感じさせる夏雲ですね!!
♪♪海は広いな大きいな~~♪♪なんて、スイスイ泳ぎたいものです。

所変われば・・・・という言葉がありますが、その通りで世界中いろんな気候の中で時間を刻んでいるんですよね。
当たり前ながら、なんだかとても新鮮な一枚でした。

まだ冬のロンドンですが、春を通り越して夏を夢見る私でありました。(^^)
フランチェスコ、無事にミラノまで帰国しますように♪♪
素敵な写真をありがとう!
Francesco!
Buon ritorno!!!!!!!

2013年3月25日月曜日

BEAUFORT BAR

歴史の長いSAVOY。
古いながらも、、気品高さを誇っているのは、5星ホテルの証でもありますね。
毎月行われるバーレスクを見るためにやってきました。 
会場となるバーは、ロンドンの中でもトップに入るバーなので、期待に胸が高まります!! 
 ホテルに一歩踏み入れると、貴族の時代にタイムスリップしたかのような気品のある雰囲気。
ロビーもかなり広いのですが、どの一角をとっても素敵でした。
何気に飾られていた胡蝶蘭もこんなに美しくアレンジ♪♪
こちらは、アフタヌンティーなどを楽しめるラウンジ。
もちろん、ここでも夜遅くまでお酒や軽食を食べながらゆっくり過ごせます。
何が素晴らしいって、一日中ピアノの生演奏が聞ける事。
こんなに贅沢な空間ってないですよね。
お決まりの・・・・・(^^)
トイレシリーズ!!
ついつい美しくて、一流ホテルに行くとトイレを観察してしまうのですが、パーフェクト。
少し感動したのが、清掃しているスタッフの方が、私が手を洗っていると、タオルをそっと差し出して下さったこと。
建物もさながら、スタッフの方のさりげないお心遣いにも、非常に感銘を受けたひとコマでした。
さて、こちらが本題のバー「BEAUFORT BAR」。
バーレスクは予約制のみなのですが、みなさんショーを楽しみにいらっしゃってるのが良く分かりました。
みんな、ちょっとしたおしゃれをして会場入り♪♪
黒人さんもまるでミュージシャン。絵になります!
この風格は、なかなか他のホテルには無いです!!
ご覧下さい!
ピンッと一線張ったこの緊張感!!!!
これぞ、プロのバーテンの姿ですよね~。
彼らにとって、この写真の通り、舞台なのであります。
美しすぎます。
ショーが始まるまで時間もあるので、まずはカクテルを頂く事にしましょう!!
あっと言う間に予約席で満席!
私達の席、なぜか真ん前のど真ん中でした!!!これにまたビックリ!
この後、いろいろサプライズが起こったのですが・・・・・(^^)
 
とりあえず、Tanqueray10のマルティーニと、お勧めのカクテルを。
実は、ここのマルティーニは本当に美味しいから、絶対に試す価値ありと聞いていたのです。
オリーブかグレープフルーツの皮のチョイスを聞いてくれるのも、こだわりでしょうね。
私はグレープフルーツをチョイス。

驚くほどシャープなマルティーニです!
無駄な味がまったくなく、とにかくストレート直球の美しい味でした。

それに比べて、右側のオリジナルカクテルがまた美味!!
マルティーニとは対称的で、どちらかというと女性的なカクテルでした。
しぼりたてのレモンがキリッと味を引き締めてくれます。
ショーが始まる前から、すっかり満足してしまった私達!!
それでは、ショーのスタートです。
その前に、「バーレスク・キャバレーとは何??」との声もあるかと思うのですが、そもそもシェークスピアなんかの作品を少しお色気をまじえてパロディーに仕立てたもの。
イギリスが発祥と言われていますが、アメリカ映画でもたまに見ますよね。
ストリップとはまた別のもので、もちろんみなさんプロです!
歌やダンスがメインなのですが、面白いショーあり、セクシーなものあり、真面目なものあり、コメディーあり!!

そして、私達は最前列の真正面だったので、これまたみなさん絡んでくる絡んでくる!!(笑)
お膝の上に乗ってきたり、私のお酒を飲んでみたり、テーブルの上で歌ったり!
でも、これすべてパフォーマンス!
最初はびっくりでしたが、楽しい!!(^^)

ショーの一部の写真を一気にドン♪♪
フラッシュ撮影なので、若干雰囲気伝わりにくいのですが、実際はもっとバーレスクの雰囲気がありました。
前半・後半と休憩つきのショーで、気づいたら、2時間以上あっと言う間に過ぎてました。
最終的には、みんなステージの上に連れていかれて、みんなで一曲ダンスでフィナーレ♪♪
もう、本当に楽しかったです!!

さて、このテーブルを見ればお分かりかと思いますが、これ私達のテーブル。(^^)
あの、しっとりしたバーとは思えないほど散らかり放題です!
一番びっくりしたのが、ショーの後のこの風景。
実は、この女性がショーの大御所でバーレスクを盛り上げていた方なのですが、(想定70歳近い)この方を見るためにいらっしゃるお客様も多いとか。

ショーの中では、小悪魔的なキャラクターで私達観客にも絡んでくるのですが、特に前列の私達には、テーブルの上に乗ってみたり、あらゆるパフォーマンスがあったわけで・・・・。
ショーのあと、テーブル一席づつ回って、フェイスフェイスでしっかりお詫びも兼ねてお話しに来てくださいました!

ショーの最中とは一転、丁寧で優しい物腰の心遣いにもうびっくりしてしまいました!!
こういうケアがあるのも、彼女の魅力の一つなのかもしれませんね。
もちろん私達のところにも来てくださって、
「なんだかいろんな事をしてしまってごめんなさいね、失礼に当たることあったかもしれないけれど、ニコニコ対応していただいて、心の広さに感謝します。
前列の方が、不快な顔される事もあるのだけれど、そうすると会場全体の雰囲気も、私自身のショーもまったく気分が変わってしまうのよね。
今日、こうやってここに来てこの席に座ってもらえた事、とっても嬉しいわ♪♪♪」
と、いろんな会話が出来て私達もなんだか嬉しい気分になりました。
記念に写真を一枚撮っていただきました!!
この時、手にはギブスをされていたのですが、不自由な姿一つ見せずのプロの演技でした
これほど歳の離れた方に言うのは失礼かもしれませんが、もうとにかくチャーミングな方
フレンドリーな時間をどうもありがとうございます!
私達のテーブルに置かれたバラも、一緒に持って帰る事にしました♪♪
楽しいショー&美味しいお酒で、とっても特別な時間を過ごす事が出来ました。
絶対、またこのショーを観に来ようと思います。
合わせたように、まさにぴったりだったこの薔薇♪♪
なんだか、薔薇さんも私のバックも嬉しそう♪
一緒にお家まで帰ろうね!!!(^^)
以上、SAVOYレポートでした!!