真丸いカルチョーフィ、今が旬です。
ローマのメルカートでも、盛んに美味しそうなカルチョーフィを見かけます。
まるくてギュット詰まっているのが美味しい証拠!
食べれる部分がとても少ないので、あんなに大振りなカルチョーフィもこんなに小さくなります。
<下処理の仕方>
- 周りの葉を3層分くらいすべて剥していきます。
- 上部のギザギザ部分をカットし、周りの硬そうな先の葉をはさみで少し切ります。
- 茎は少し削って、根元も薄く剥きます。
- 調理法に応じてカットして、レモン水につけます。(すぐに色が変色するので。)
左が素揚げ、右が衣を付けて揚げたもの。
ローマでは、「カルチョーフィユダヤ風」と呼ばれる左のお料理が有名です。
レストランに行けば必ずメニューにありますよ!!
あのゴツゴツのカルチョーフィから想像付かないくらい、ホクホクねっとりしたお芋みたいな食感なんです!でも、パサパサしてなくてアボカドみたいな・・・・・・食べてみるのが一番!!
~~カルチョーフィユダヤ風~~
<作り方>
- 下処理したカルチョーフィをキッチンペーパーで拭き、葉の部分をまな板などに逆さに押し付けて、ヒラヒラ葉を立てる。(こうして揚げると、コーンフレークの様にパリパリ香ばしく仕上がります。)
- 弱火でじっくり火を通して、最後は中火にしてパリッと仕上げる。
本来は丸ごと揚げるのですが、今日は早く仕上がる様に4等分しました。お好みで!どちらの方法でも美味しいです。
~~カルチョーフィフリット マンマ風~~
<作り方>
- 下処理したカルチョーフィをキッチンペーパーで拭き、小麦粉を全体にまぶす。
- ボウルに、卵1個・パルミッジャーノすりおろし大さじ1・塩・胡椒・(あればプレッツェーモロみじん切り少々)を混ぜる。
- 1のカルチョーフィを、2の卵液に入れて全体を混ぜる。
- 中火に熱した油でカラリと揚げて出来上がり。(お好みで塩・レモンを添えて)
ローマのレストランで食べた、初めてのカルチョーフィ料理は「ユダヤ風」でしたが、家庭料理風のフリットも美味しいです。
コーンフレークみたいな香ばしい食感は、ユダヤ風ならでは!!私は素揚げ派です。う~ん・・・・でも、フリットも美味しい・・・・。
やみつきになるカルチョーフィです。(笑)
さて、今日はもう一品!!私の大好きな鶏コンフィ♪
やっぱり骨付きで作るのが一番美味しいです。身縮みしなくてジューシーに仕上がります。
イタリアだと、骨付きの鶏肉はどこのスーパーでも手に入りますが、なければ一枚のモモ肉で作
本当は、3日間かけて作るのですが、今日は簡単なレシピをご紹介!
~~鶏コンフィ~~
<材料>
骨付きモモ肉
塩
胡椒
タイム
ローズマリー
にんにく
オリーブオイルorサラダ油
<作り方>
- 鶏肉にナイフで切り目をまんべんなく入れる。
- 塩・胡椒をしっかりすり込み、タイム・ローズマリーなどお好みのハーブ、スライスしたニンニクを揉みこみ一晩寝かせる。
- 翌日、鶏肉を鍋に入れ、ひたひたにつかるまでオイルを入れる。
- 出来るだけ弱火で、決して沸騰させず80℃を保ちながら1時間茹でる。(沸騰しそうな泡が出てきたら、すぐに火を止めひっくり返し、それを繰り返す。この工程をしっかりすると、しっとり柔らかく仕上がります。)
- フライパンを弱火で熱し、4の鶏肉を鍋から取り出してフライパンに並べてゆっくりソテーしてゆく。(強火で一気にソテーすると、せっかくコンフィにした肉の旨みがすべて出てしまうので。)
- 全体に焦げ目が付いたら出来上がり。(この油を使って、付け合せのお野菜をソテーしても美味しいです。)
外はパリパリ、通常鶏肉の皮って脂が多いのですが、コンフィにすると余分な脂がすべて落ちて驚くほどさっぱり!!
普通のグリルとはまた違った美味しさです。
中はほんのりピンク色♪そして、とってもやわらか~い。
一時間以上火を入れたとは思えません。
これがコンフィの醍醐味です!!ゆっくりゆっくり下準備をすれば、信じられないくらい美味しく仕上がります。
油で煮るアイデアを考えたフランス人、すごいな~~と、改めてコンフィ料理に感心します。
これなら、数本食べれます!!赤ワインと共に~。(^^)
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