2012年3月12日月曜日

カルチョーフィレシピ&コンフィ

今日は、カルチョーフィを使ったシンプルレシピを!!

真丸いカルチョーフィ、今が旬です。

ローマのメルカートでも、盛んに美味しそうなカルチョーフィを見かけます。

まるくてギュット詰まっているのが美味しい証拠!
食べれる部分がとても少ないので、あんなに大振りなカルチョーフィもこんなに小さくなります。
<下処理の仕方>
  1. 周りの葉を3層分くらいすべて剥していきます。
  2. 上部のギザギザ部分をカットし、周りの硬そうな先の葉をはさみで少し切ります。
  3. 茎は少し削って、根元も薄く剥きます。
  4. 調理法に応じてカットして、レモン水につけます。(すぐに色が変色するので。)
今日は、カルチョーフィのフリット2種類。

左が素揚げ、右が衣を付けて揚げたもの。

ローマでは、「カルチョーフィユダヤ風」と呼ばれる左のお料理が有名です。

レストランに行けば必ずメニューにありますよ!!

あのゴツゴツのカルチョーフィから想像付かないくらい、ホクホクねっとりしたお芋みたいな食感なんです!でも、パサパサしてなくてアボカドみたいな・・・・・・食べてみるのが一番!!
~~カルチョーフィユダヤ風~~
<作り方>
  1. 下処理したカルチョーフィをキッチンペーパーで拭き、葉の部分をまな板などに逆さに押し付けて、ヒラヒラ葉を立てる。(こうして揚げると、コーンフレークの様にパリパリ香ばしく仕上がります。)
  2. 弱火でじっくり火を通して、最後は中火にしてパリッと仕上げる。
※下線がプチポイント。
本来は丸ごと揚げるのですが、今日は早く仕上がる様に4等分しました。お好みで!どちらの方法でも美味しいです。
~~カルチョーフィフリット マンマ風~~
<作り方>
  1. 下処理したカルチョーフィをキッチンペーパーで拭き、小麦粉を全体にまぶす。
  2. ボウルに、卵1個・パルミッジャーノすりおろし大さじ1・塩・胡椒・(あればプレッツェーモロみじん切り少々)を混ぜる。
  3. 1のカルチョーフィを、2の卵液に入れて全体を混ぜる。
  4.  中火に熱した油でカラリと揚げて出来上がり。(お好みで塩・レモンを添えて)
カルチョーフィの魅力は、やっぱり食べてみないと分からないです。

ローマのレストランで食べた、初めてのカルチョーフィ料理は「ユダヤ風」でしたが、家庭料理風のフリットも美味しいです。

コーンフレークみたいな香ばしい食感は、ユダヤ風ならでは!!私は素揚げ派です。う~ん・・・・でも、フリットも美味しい・・・・。

やみつきになるカルチョーフィです。(笑)
さて、今日はもう一品!!私の大好きな鶏コンフィ♪
やっぱり骨付きで作るのが一番美味しいです。身縮みしなくてジューシーに仕上がります。
イタリアだと、骨付きの鶏肉はどこのスーパーでも手に入りますが、なければ一枚のモモ肉で作
本当は、3日間かけて作るのですが、今日は簡単なレシピをご紹介!

~~鶏コンフィ~~
<材料>
骨付きモモ肉

胡椒
タイム
ローズマリー
にんにく
オリーブオイルorサラダ油

<作り方>
  1. 鶏肉にナイフで切り目をまんべんなく入れる。
  2. 塩・胡椒をしっかりすり込み、タイム・ローズマリーなどお好みのハーブ、スライスしたニンニクを揉みこみ一晩寝かせる。
  3. 翌日、鶏肉を鍋に入れ、ひたひたにつかるまでオイルを入れる。
  4. 出来るだけ弱火で、決して沸騰させず80℃を保ちながら1時間茹でる。(沸騰しそうな泡が出てきたら、すぐに火を止めひっくり返し、それを繰り返す。この工程をしっかりすると、しっとり柔らかく仕上がります。)
  5. フライパンを弱火で熱し、4の鶏肉を鍋から取り出してフライパンに並べてゆっくりソテーしてゆく。(強火で一気にソテーすると、せっかくコンフィにした肉の旨みがすべて出てしまうので。)
  6. 全体に焦げ目が付いたら出来上がり。(この油を使って、付け合せのお野菜をソテーしても美味しいです。)
※ 4.の状態でオイルに漬けたまま冷蔵庫に入れておけば、数週間保存出来ます。食べたいと時にソテーするだけでなので、多めに作ってストックしておくと便利★
外はパリパリ、通常鶏肉の皮って脂が多いのですが、コンフィにすると余分な脂がすべて落ちて驚くほどさっぱり!!

普通のグリルとはまた違った美味しさです。
中はほんのりピンク色♪そして、とってもやわらか~い。

一時間以上火を入れたとは思えません。

これがコンフィの醍醐味です!!ゆっくりゆっくり下準備をすれば、信じられないくらい美味しく仕上がります。

油で煮るアイデアを考えたフランス人、すごいな~~と、改めてコンフィ料理に感心します。

これなら、数本食べれます!!赤ワインと共に~。(^^)

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