2012年3月8日木曜日

イタリア野菜ビエティーナ

何気なく手にとって買ったお野菜、ビエティーナBietinaと呼ばれるこの青菜、もともとアジア系のお野菜だとマンマは言っていました。

イタリアのスーパーで見かける、これより茎が2倍ほど太いビエタBietaよりも小さい事から、「小さいビエタ」「Bietina」と呼び名が付いているみたいです。

小松菜に似た野菜・・・とも言われてますが、小松菜よりも水分があって土の香りが強いです。

大抵根っこ付きで売られていて、土がたくさん付いているのでしっかり洗う必要があります。

こちらは、根っこを切って洗ったところ。綺麗な色です。

今日はイタリアマンマ風にお料理してみましょう。
~ビエティーナマンマ風~
<材料>
ビエティーナBietina  一束
にんにく 一かけら
アンチョビ 3枚
塩・胡椒
オリーブオイル

<作り方>
  1. ビエティーナを綺麗に洗い、たっぷり目のお水を沸騰させて約3~4分湯がく。
  2. 冷水に浸し水気をしっかり切り、一口大にカットしておく。
  3. フライパンにオリーブオイルを大さじ2入れ、スライスしたにんにくを弱火で香りが移るまで炒める。
  4. 中火にし、3の中にビエティーナを入れソテー、さらにオリーブオイルをまわしかける。
  5. アンチョビはこの時点で手でちぎって入れ、ビエティーナと馴染ませ、胡椒を振り、塩はアンチョビの加減を確かめながら調整する。
※下線がプチポイント
通常、イタリアの家庭では、お野菜をトロトロに湯でてからソテーするのですが、私は野菜の食感が残った方が好きなので、最初の茹で時間を少なくしてます。 
とっても素朴なお料理なんですが、見た目以上に美味しくて食べだすと止まりません。(笑)

こうやって食べると、やっぱり小松菜とはちがうな~と思うのですが、どんなお野菜でも代用出来ます。

ビエティーナ、火を通すと食感は少し芋茎(ズイキ)に似てるかも・・・・。

アーリオ・オーリオ&アンチョビの組み合わせ、ナポリ・プーリア・南イタリアではとってもポピュラーです。

パンをカリカリに焼いて、ブルスケッタにして食べるとまた美味です!!
今日はイタリアの素朴な家庭料理特集です。
冷蔵庫にあるもので作れるフリッタータ、今日は具沢山フリッタータですが、中身はお好みで! 

~ポロネギとスペックのフリッタータ~
<材料>
 卵 3個
 ポロネギ 1/3本
 たまねぎ 1/4個
※スペック 2枚 角切り
※パルミッジャーノ 摩り下ろし大さじ2~3
※アジアーゴ 角切りお好みで
※牛乳 大さじ5
 塩・胡椒・オリーブオイル・バター 適量

<作り方>
  1. たまねぎは薄切りに、ポロネギは千切りにしておく。
  2. フライパンにオリーブオイルを熱し、1のたまねぎとポロネギをゆっくり炒め塩・胡椒、香ばしく焦げ目が付いてきたら火を止める。
  3. ボウルに卵を溶き、※の材料、2の野菜をすべて入れ混ぜ、塩・胡椒で味付けする。(今回はアジアーゴを使いましたが、冷蔵庫にあるチーズで代用出来ます。)
  4. フライパンにオリーブオイル大さじ1、バター少量を入れて熱し、3を流して具材を均等にして蓋をして弱火で約5分。(とても焦げやすいのでゆっくりと火を通します。)
  5. フライパンを揺すって卵が固まってきたら、裏返して焦げ目を付けて完成。
フリッタータ、何を入れても美味しく出来るので、イタリア家庭でも度々登場します。

日本の卵焼きみたいな感覚で食卓に並ぶ、イタリアの家庭料理です。

通常はお野菜だけで作るフリッタータが定番ですが、今回は冷蔵庫にあったスペックを入れてみました。

これがまた良いアクセントになって美味しいです!

日本だとスペックってスーパーで見かけないので、生ハムやベーコンで代用出来ます。

一切れづつお皿に盛ってアンティパストにするのも良し、おやつ感覚で食べるのも良し、 もちろんビールやワインとも合いますよ♪

3 件のコメント:

Cat さんのコメント...

Quando mi hai detto della bietina l'ho immaginata più piccola, perchè nel mercato Nuovo Esquilino c'era quella ancora più piccola, forse di origine cinese. Credo di averla vista anche al supermercato di fronte a casa tua.

Aya さんのコメント...

L'hai immaginata piu piccola??? Infatti questi non erano piccoli!!
Mi piaciuto!! Ci sono verdure come della bietina in Giappone si chiama ''Komatsuna''. Pero il sapore e un po diversa! Comunque mi piace!!

Cat さんのコメント...

La bieta è più tenera quando è piccola, se è grande ha le coste (il bianco che è in mezzo) molto dure.