2011年4月29日金曜日

フィリッポのお家サンレモ

AM 12:30

リグーリア州サンレモ市に到着です。

家に着くなり、フィリッポのお母様が大歓迎で迎えてくれました。

貴族家系だったというお家の中は、小さいお城のようです。

ゲストをもてなす事は大切な事だと言わんばかりに、様々なものが用意されていました。

こちらはダイニングルーム。

朝食用の準備がすでに整っています。お見事です。
ダイニングルームの一角には、こんなティーセレモニー用のアンティークなティーセットが。

右側の大きいポットにお水を入れ、下にはランプを点火させてお水を温めるしくみになっています。

お湯がわいたら、そのままポットに移して・・・・・。

代々伝わるアンティークなものだそうです。まるで美術館の展示品のようです。

ここがリビングルーム。

すべてがアンティークで、おとぎ話の中に入ってきたかの様なお部屋です。

明かりももやさしくて、ソファに腰をかけるとこのまま動けなくなりそう。

300年以上前のお家なんですって。昔から引き継がれている美しいものを残して生活していくイタリアの良き伝統です。

本当に親切なフィリッポのマンマ。

真夜中にもかかわらず、お部屋もすべて案内して下さって、壁にかけてある絵画からご家族の写真まで、丁寧に説明してくれました。

物腰もやわらかくて穏やかで、ちょっと育ちが違う感じ!イタリアに来て初めてこういう方に出会いました。

しかも、英語が堪能。学生の頃にお勉強されたそうで。

ぱこちゃんも、「あの時代に英語教育を受けるなんて、相当位の高い名門校だけだよ」なんて、びっくりしていました。

私にとっては、会話が問題なく成立するので、ありがたい限りです。

お母様が見せてくれたのは、この本。1700年代のもので、薬の調合が綴ってあるノート。

御氏族のもので、もともとこのお家は医院として使われていたとか。

400年以上も大切に保管され、こうやって日本からの来客者も目にするとは、これを書いた人は想像していなかったでしょうね・・・・。そう思うと、なんだか不思議な気分になります。

みんなもすっかりこの雰囲気にはまってしまい、気づくと2時をまわり、そろそろ就寝する事にしましょう。

明日は、なんとモナコに行きます!!!!!

F1グランプリで有名なフランスの高級リゾート地!!ここから1時間弱で到着なんですって。

イタリアだとモンテカルロと呼ぶので、また違う土地なのかと思っていたら、どうやらモナコ!!

フランスの中では、南フランスが一番行ってみたい所だったので、モナコと聞いてテンションが上がってしまいます。

は~~まさかフランスにまで行けるとは!!ではでは続きはまた明日!

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