2011年4月5日火曜日

fegato di vitello仔牛レバー

お家に帰ってきました。

ぱこちゃんも昨日はさすがにお疲れで、ソファーで寝てしまったまま・・・。

さて、一夜明けて朝キッチンに行くと、マンマが用意してくれていたTovaglia(テーブルクロス)は、かわいいピンク色でした。

35年前にマンマのご両親がプレゼントしてくれたものだとか・・・・・。

本当に物を大切にする事の真意を、マンマは何気なく教えてくれます。今も35年前と変わらず可愛らしいクロスです。


マンマが買ってきてくれたのは、見たからに美味しそうなポモドーロ!!

シチリア産のもので、皮がプリッとしていてすごく甘い。

この食感は初めて。これが新鮮なトマトの証なんだと初めて教わりました。

ワインと共に気づくとマンマとおしゃべりしながら平らげていました(笑)

私が大好きなファロミックス。

ファロとは、麦の一種。日本で言うと、押し麦を押していないような感じ。プチプチした食感が好きで、毎回イタリアから持って帰ってきます。

今日マンマが取り出したのは、ファロと数種類の穀物や豆類がミックスされたもの。

オイルとたまねきを加えてお野菜スープと共に1時間ほど煮込んで出来上がり。

見た目は地味ですが、マンマの手にかかると塩加減すべてが完璧で、ついつい食べ過ぎてしまいます。

食物繊維もたっぷりなので、玄米食に飽きた人にもお勧めです。日本で私は、玄米を主食としていたので、ファロを食べるとなんだか安心します。

本日のランチのメインは、仔牛のレバーソテー。

まずは、たまねぎをオイルで飴色になるまで炒めていきます。

こんな巨大なレバーを見た事がありますか???

日本だと牛レバーをスーパーで見つけるのは難しいですが、イタリアだと新鮮なレバーが手に入ります。まるで赤身のステーキの様です。

これは、ヴィテッロと呼ばれる仔牛のレバー。

臭みもなく、柔らかく新鮮なレバーです。

こんな風にソテーして頂きます。

私も初めて食べたのですが、これが美味しい。鶏や豚の肝と違って、柔らかく味わいが深くクセがなく、甘みがあります。

たまねぎと共にソテーしているので、これが最高のソースになります。


フィレンツェで食べ過ぎたので、今日からは・・・・・と思っていたけど、やっぱり美味しい誘惑には勝てませんでした(笑)

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